ご本人の状況から探す
透析に通っている親が入れる老人ホームを探しています。

まず結論
- 1通院の送迎を先に決める
- 2クリニックとの距離を見る
- 3食事制限とシャントを伝える
人工透析をしている方の施設探しでは、透析クリニックへの通院を「誰が・どうやって」送るかが最初の分かれ目です。施設が送迎する、クリニックの送迎を使う、家族や介護タクシーで通うなどの方法があり、施設とクリニックの組み合わせで変わります。あわせて、食事の制限に合わせた食事が出るか、シャントのある腕を守る対応ができるかを確かめます。
通院の送迎をどうするか
| 通い方 | 確かめること |
|---|---|
| 透析クリニックの送迎 | クリニックが送迎をしているか、施設まで迎えに来てもらえる範囲か |
| 施設の送迎・付き添い | 施設が送迎するか、費用は月いくらか、通院の曜日と時間に職員を割けるか |
| 介護タクシーなど | 1回あたりの費用と、週の回数をかけたひと月の費用 |
| 家族の送迎 | 週に何度も続けられるか、急な都合のときの代わり |
透析は週に何度も通うため、送迎の費用や手間は毎月続きます。月々の費用を比べるときは、施設の利用料に送迎の費用を足して比べてください。
今のクリニックを続けるか、施設の近くに移るか
- 今のクリニックを続けたい施設からの距離と、送迎の範囲に入るかが条件になる
- 施設の近くに移る受け入れる透析クリニックに空き(曜日・時間帯の枠)があるかを、主治医を通じて確かめる
- 曜日と時間帯何曜日の、午前か午後か。施設の食事や入浴の時間と重ならないか
- 透析のある日の過ごし方戻ったあとに疲れて休むことが多い方は、帰ってからの食事や着替えの手伝いを頼めるか
食事の制限
透析をしている方は、主治医から水分・塩分・カリウム・リンなどの制限を指示されることが多くあります。とりすぎると、むくみや体重の増えすぎ、体に負担のかかる状態につながるためです。
施設によって、制限に合わせた食事を出せるか、どこまで細かく合わせられるかが違います。主治医や栄養士からの指示(1日の水分の目安など)を書いたものを用意し、施設に見せて確かめてください。飲み物の量を職員が記録できるかも聞いておくと安心です。
シャントのある腕の扱い
- シャントのある腕では、血圧を測らない・採血をしない
- シャントのある腕に腕時計をしない、重い物を持たない、締めつける服を避ける
- シャントのある腕を下にして寝ないように気をつける
- シャントの音や拍動(スリル)がいつもと違う、腫れや痛みがあるときは、すぐに透析クリニックに連絡する
血圧を測るのは介護職員のこともあります。どちらの腕にシャントがあるかを、職員全員が分かるようにしてもらえるかを確かめます(公立病院の患者向け資料などにもとづく一般的な注意です。くわしくは主治医の指示に従ってください)。
医療費と、災害への備え
人工透析が必要な慢性腎不全の方は、加入している医療保険の窓口に申請すると「特定疾病療養受療証」が交付され、1つの医療機関でひと月の自己負担が1万円までになります(70歳未満で所得の高い方は2万円。大阪市国民健康保険の案内、2026年10月時点)。75歳以上の方は後期高齢者医療の受療証になります。
大阪府は、透析を受けている方に、お薬手帳・身体障害者手帳・特定疾病療養受療証のコピーなどを持ち出せるようにし、通っている透析医療機関と災害時の連絡方法を決めておくよう呼びかけています。施設に入る場合も、災害時に誰がクリニックと連絡をとるかを決めておきます。
送迎の段取りや、施設とクリニックの組み合わせの検討は、紹介会社にまとめて頼むこともできます。
確かめた公的な資料
- 高額療養費(特定疾病療養受療証)(大阪市)https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000369689.html
- 後期高齢者医療 特定疾病療養受療証(堺市)https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/honen/kourei/kouki_benefit/intractable.html
- 人工透析を受けられている皆さま≪災害に備えましょう!≫(大阪府)https://www.pref.osaka.lg.jp/o100040/chikikansen/touseki-saigai/index.html
ご相談の前にそろえておくと、話が早いもの
- 透析の曜日・時間帯と、通っているクリニック
- 今の通い方(送迎の有無)
- 水分・塩分などの食事の指示
- シャントのある腕(左右)
- 特定疾病療養受療証と身体障害者手帳の有無
- ひと月の予算(送迎費を含めて)
分からない項目があっても大丈夫です。分かる範囲でお聞かせください。
皇寿にご相談いただくと
皇寿株式会社(大阪市北区)/高齢者住まい事業者団体連合会(高住連)届出紹介事業者 届出番号 23-0580
最終更新:2026年10月17日 / 編集:皇寿株式会社(大阪市北区・高齢者住まい事業者団体連合会 届出紹介事業者 23-0580)。制度の細かい条件は変わることがあるため、最終的には市区町村・施設などでご確認ください。
よくあるご質問
Q施設が透析クリニックまで送ってくれますか?
施設によって違います。施設が送迎する、クリニックの送迎を使う、介護タクシーを使うなどの形があり、費用も変わります。通院の曜日と時間を伝えて確かめてください。
Q今のクリニックを変えたくありません。
今のクリニックに通える範囲で施設を探すことになります。クリニックの送迎の範囲に入るか、施設からの距離と送迎の方法をあわせて確かめます。
Q腹膜透析(お腹からの透析)の場合はどうですか?
バッグの交換を誰が・何時に行うかで受け入れの判断が変わります。主治医と施設で、手順と担当を具体的に確かめてください。
Q透析の医療費は、施設に入ると変わりますか?
透析の医療費は医療保険で払うもので、施設に入っても特定疾病療養受療証の扱いは変わりません。施設の利用料や送迎費は別にかかります。
こうした手続きや調整の大変なところは、皇寿がまとめてお引き受けします。
施設探しと空きの確認、病院・ケアマネジャー・施設との段取り、見学の同行、入居までの手続きの準備まで、相談員が一緒に進めます。何から手をつければいいか分からない段階でも、そのままお電話ください。ご家族の費用はかかりません。
24時間受付・通話無料
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